2025.9.18
当JAの早尾紅蓮(はやおべにばす)組合は9月18日、北部集出荷施設にて蓮台の染色作業を行い生産者や職員15名が参加しました。
同組合では、生産者11戸がお盆の時期に飾る仏花として花ハスを栽培しており、令和4年からハロウィンやクリスマスなどのイベントに合わせて新たな需要の獲得を目指し、色を付けた蓮台の出荷に取り組んでいます。
また、ハスの花が散った後に残る果託である蓮台は、蜂の巣のような独特な形状から同組合ではドライフラワーとして出荷も行っています。
当日は、ハロウィンをテーマにオレンジや紫、金、銀の4色の塗料を使用しました。組合員をはじめ、当JA職員やJAあいち経済連、海部農林水産事務所の職員が協力し、約1万本の蓮台に1つ1つ丁寧に色を付けました。
塗料を乾燥させた後は、9月末に全国に向けて出荷する予定です。
北部営農センター園芸課の中野天愛さんは「年に2回の大切な取り組みです。この地域ならではの新たな名産品として、全国での需要が増加していければ嬉しいです」と話しました。
今年はクリスマスシーズンと合わせて、約2万本の出荷を見込んでいます。

