イネカメムシ防除のため適期の薬剤散布を!

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令和5年度、海部地域でイネカメムシが大量発生し、水稲の大幅な減収を引き起こしました。大量発生したイネカメムシが、地域内で越冬していることが確認されています。今年度も被害を出さないためにも、防除の徹底をお願いします。

イネカメムシは、他の斑点米カメムシ類よりも稲の生育段階が早い時期に加害しますので、他の斑点米カメムシ類防除よりも早い時期に薬剤散布する必要があります。薬剤は、当地域のイネカメムシに効果の高い「ジノテフラン」剤を使用ください。

薬剤例としては(液剤の)「スタークル液剤10」の場合「出穂前」、(粒剤の)「スタークル粒剤」の場合は、「出穂期7日前〜出穂期」に使用ください。

液剤・粒剤ともに穂が出そろった時期の散布では遅いので注意してください。また、散布後もイネカメムシの発生が続く場合は、1回目の散布の10日後を目安に2回目の散布を検討してください。

※出穂期:ほ場全体の茎の半数から穂の先端が出た状態です。
※農薬はラベルの記載に従って使用してください。

詳しくは愛知県HPあま普及センターNews「普及センターNews219号」をご覧ください。