Q.年末にいただいた鉢の花を長持ちさせたいのですが、気を付ける点はありますか?
A.シクラメンやシンビジウムなど、大掃除の仕上げに飾ると、より気分よく正月を迎えられます。
冬は花の少ない時季です。そんな時こそ、鉢花を長く楽しみたいものです。
寒さに強い花もありますが、シクラメン、シンビジウムは最低でも5℃を保ってください。10℃あれば安心です。耐えないことはないですが、ポインセチアやプリンセチア、アンスリウムは10℃以上は暖かくして育てたいです。
気を付けるのは、置き場所です。日当たりが大事ですが、玄関は意外と寒いものです。暖かい居間に移しましょう。でも、窓辺のガラスのそばは冷えます。昼間は日が当たってよいのですが、夜になったら窓辺から離しましょう。
また、乾燥にも注意します。加湿機を使ったり霧吹きで葉水して水分を与えてください。エアコンの風は厳禁です。
寒くなっていくにつれて土が乾かなくなります。植物もお休み状態になり、洗濯物が乾きにくくなるように低温で水の蒸発も減ります。土が湿った状態が続くようになりますので、水やりは不要です。
水やりの基本は、①土の表面が乾いたら、②鉢底からあふれるくらいたっぷりと、③葉や花に水がかからないように、水を与えます。
土の表面が乾いてないのに、習慣で水やりをしていませんか。冷たい水が鉢の底にたまってしまっては、寒さの中で植物がかわいそうです。それは、根腐れの原因になります。乾くまでは水やり休止です。
水をあげすぎてしまったら、土を乾かします。受け皿を外し、鉢底に風を通すように、レンガなどで鉢の下に空間を作ってください。日当たりが良く、風が通る場所に置いて、土が乾燥するまで待ちます。乾いたら、たっぷり水やりをしてください。
咲き切った花がらは、摘みます。
シクラメンは、花茎の根元から手でねじり抜きます(写真1)。ついでに、黄色くなった葉も株元から抜き取ります。

シンビジウムも、花茎の根元からハサミで切り取ります(写真2)。早めに切って花びんに活けてもいいでしょう。

鉢花のほとんどは室内で楽しみますが、寒さに強い花もあります。ミニバラは、マイナス5℃でも耐えます。





