2025.10.19
当JA女性部の「米こめ食らぶ」は10月19日、南部営農センターにて「バケツで稲実らせ隊2025~収穫祭~」を開催し、7家族21名が参加しました。
この取り組みは、バケツを用いて稲作を体験することで食や農の大切さを理解してもらうことを目的としています。
稲は5月に植えたもので、当JAの職員がイベントの公式LINEを通じて家庭での管理方法の発信や質問対応を行いながら、各参加者が自宅でバケツ稲の生育を見守ってきました。
当日は収穫から精米までの流れを紙芝居で紹介した後に、稲の刈り取りや脱穀、籾摺り(もみすり)、精米の作業を体験しました。
牛乳パックに稲穂を挟み茎を引いて籾を外す脱穀作業を行い、すり鉢に入れた籾を軟式野球ボールで籾摺りをした後、うちわで風を送りながら籾殻を飛ばし玄米にしました。
最後にビンに入れた玄米を棒でついて精米しました。作業終了後は女性部員が新米で握ったおにぎりとみそ汁を参加者へ振る舞い、収穫の喜びを分かち合いました。
また、収穫祭の記念品として新米コシヒカリ500gを配布し、今回精米したお米と一緒に炊いて採れたての味を楽しんでもらいました。
参加者は「体験を通じて、お米づくりの大変さと楽しさを学びました。生産者の方々に感謝しながら、一粒一粒を大切に味わいたいです」と話しました。
11月には今回刈り取った稲わらを使用してしめ縄づくり体験を開催する予定です。











